Yaesu FT2D のGPS測位が終わらない → 現在日時を手動調整

時々出てくるYaesu FT2Dについてですが、今度の現象は GPS測位がいつまで経っても終わらない症状です。 GPSをOnにして外を10分ほど歩いてもちっともGPS測位が終わらずにGPSのマークが点滅してる、こんな症状になりませんかね。

対処法としてやってみたのが、無線機の現在日時をあわせてみることです。無線機のFirmwareとかアップデートした後だと時刻などが初期値に戻ってしまいます。Firmware更新後からGPS測位ができなくなった方はお試しください。

無線機の時刻の設定方法ですが、下記の手順で設定できます。

  • DISP ボタンを長押し、1秒以上
  • メニューが出てくるので、 CONFIG を選択。
  • 「19日付時刻設定」を選択
  • 日付時刻を入力。数字の入力はダイヤルをぐるぐる回す、カーソルの移動はDISPボタンを押す具合。
  • 「□時報」というところが非常に紛らわしい。時報の右側の 12:34 と入力する部分に現在時刻を入力する。
  • 「□時報」は現在時刻の入力ではなく、毎時00分に通知をするかどうかの設定。「□時報」とチェックが入っていないときは通知しない、「☒時報」とチェックが入っているときは時報を通知する。 画面左下の Signal On, Signal OFF のボタンで切り替える。

初期値の時刻から4年以上は経っている今日現在だと、時刻の差が大きくなって、時刻の調整がうまく行かないのでしょうかね。 GPSの仕組みを考えれば、手元の時計の数値なんて無視して測位して、手元機材の時計を調整すればいいのに、と思う次第。時刻の採用とかの順序、どういうプログラムを組んじゃったのだろうか。

6m and down コンテストで雁ヶ腹摺山登山 (2020/7/5)

久しぶりに雁ヶ腹摺山へ登山。 アマチュア無線の競技である 6m and Down コンテストに参加するための登山。 昨年は富士山須走登山道の7合目からの参加でしたが、今年は久しぶりに雁ヶ腹摺山へ。

登山口である大峠には8:35ごろに到着し、8:55ごろから登山開始。標準的な時間だと50分から1時間で登れるところですが、荷物が多いなどの理由で少しゆっくり登って10時頃に山頂着

山頂手前の原っぱ

山頂からの景色はこんな感じ。梅雨の合間で曇ったりしていましたが、富士山はバッチリ見えました。

今回は八木アンテナを3セットも持っていってしまったため、設営に1時間もかけてしまった。11時ごろに最初の無線交信を開始。今回はモールス通信(CW)の練習をしっかりしたかったので、コンテスト用無線機のマイクを自宅に置いてきた。おかげで2時間以上モールスでの交信を行い、慣れてきたところで15WPMぐらいのユックリな速度でCQを出して、皆様にはユックリと交信していただいたりと、良い練習ができました。なんだかんだと13:30ぐらいまで交信して60局ぐらいでした。

アンテナ設営の1時間で反省するのが、今回はアンテナを欲張りすぎました。中国通販で手に入れた5eleの八木アンテナ、買ったけど使っていなかった RADIXの HB9CVアンテナなどを持参したのだが、慣れていないこともあって設営に時間がかかったり。 144MHzも3eleの八木アンテナを持っていき、都合3セットの設置に手間暇かかりましたね。さらにアンテナの重量もあるので、もうすこし検討したほうが良さそう。 2016年は50Mhzはポケットダイポールだけだったので、ちょっとはアンテナの本数を減らす方向でなんとかしたいところです。

モールス通信CWだけで1日で60局以上交信できたところも自分としては満足です。

途中の水場

帰りには途中の水場で水を汲んでから帰宅。ここの水場は駐車場からソコソコな距離があるので大量の水を汲んで帰るのは難しいですね。3Lほど汲んで帰りました。割と水は硬いほうかも。

文鎮化したNanoVNAの修復方法

アンテナアナライザーとして利用するために購入した NanoVNAですが、Firmwareのアップデートに失敗しました。失敗した理由は、モニタサイズの違うNanoVNAのFirmwareをインストールしてしまいました。インストール時にはFirmwareの型式などのチェックをするものが入っていないため、違うモニタサイズのNanoVNAのFirmwareでもインストールされてしまいます。ご注意を。

文鎮化したNanoVNAの直し方については、同様に困った方もいらっしゃるようで、英語での情報は充実しています。 https://groups.io/g/nanovna-users/topic/34149616 に手順が書いてあったので、それを参考に実施してみました。

  1. Windows の動くPCを準備します。 このあとのFirmwareなどを流すST Link がWindowsのみ動作するためです。
  2. NanoVNAのマイコンにFirmを流す STLink2 USB ドングルを準備します。Amazon.co.jp でも売っています。私は HiLetgo ST-Link V2 の並行輸入品が安くて納期も早かったので注文しました。
  3. NanoVNAと ST Link2 USBドングルと接続するために加工します。
  4. st.com から STM32 ST-LINK Utility をダウンロードします。

NanoVNAにPin Socketをハンダ付け

リンク先の記事を見ると、there is no need to solder, you can keep wires with finger during flashing と書いてあるのですが、そこまで器用ではないのでハンダ付けしてみました。

NanoVNA の基板に、今回はPinソケットを付けました。Pin Socketは液晶モニター側に若干のSpaceがあったので、無理やり押し込んで置きました。うまいこと配置すれば、このままソケットをケース内に押し込めます。

STM32 ST-LINK Utilityでの使い方

リンク先の記事を見ると「After that select menu: Target => Connect, it should connect to STM32 and show it’s memory content」と書いてあったのですが、この通りだと動かなかったので他の方法をとっています。

  • ST-LINK Utility をインストール
  • ファイルを開く 方法を使って、NanoVNA の .hex ファイルを開く
  • Address には 0x08000000 を、 Sizeには 0x20000 を、Data width: 8 bits を入力
  • 接続には、メニューの Target → Automatic Mode を利用。ここがリンク先文書と違うところです。
Automatic Mode の場所

でFirmwareが流されていくと思うので、終わったらUSBケーブルを ST-LINK USB を抜いて再起動すると復活すると思います。

Yaesu FT2D のメモリを Micro SDカードとADMS-8 で編集する(WIP)

なぜか八重洲無線というかアマチュア無線のソフトウェアって全体的に分かりづらく、いちいち追加の説明をユーザが行わければならないんでしょうかね。という愚痴をこぼしつつ説明開始。まだ全部書けていません。

アマチュア無線機の Yaesu FT2D のメモリ編集をするためのソフトウェアとして、八重洲無線がADMS-8というものを準備しています。使い方とかは添付マニュアルに書いてあるのですが、全部読んでから操作するのが面倒なのと、マニュアル読まずに操作する人がハマるポイントがいくつかあったので、それらを紹介します。

[FT2Dの購入はこちらから]

Micro SDカードを用いた更新にはこのような方法を採ります。

  • 容量小さめなMicroSDカードを準備。4GBとか8GBとか。私の場合は手持ちでは16GBのものが最小だったので、これを利用。
  • MicroSDを FT2D に差し込んで、まずはFormat。
  • Formatのあとに、本体の内容を MicroSD カードにバックアップ
  • MicroSD にバックアップした内容を ADMS-8 で開く。
  • メモリの「標準」タブを開いて、編集する。
  • Excel でメモリ内容を編集する場合は、エクスポートとインポートを用いる。
  • 編集した内容を BACKUP.ft2d ファイルに保存する。
  • 編集した内容を MicroSD に書き込む。
  • MicroSD に書き込まれているバックアップの内容をFT2Dで読み込む。

MicroSDカードの準備

設定をFT2Dからパソコンへ吸い出し、メモリなどの設定する内容をパソコンからFT2Dに書き込むために、MicroSDカードを用います。 割と小さめなMicroSDカードが必要ということで、私は適当に転がっていた16GBのものを使ってみました。 マニュアルを読むと、2GB 4GB, 8GB, 16GB, 32GBに対応しているようです。本記事執筆段階では 4GBのMicroSDが最安値なようです(よかったらこちらのリンクから購入していただけると幸いです)

MicroSDカードは本体右側のゴムを上から開けて、メモリスロットから入れます。

メモリスロットの場所。
ゴムを開くとスロットが出てきます。ここにカードを差し込みます。

MicroSDカードには裏表があるのですが、どうやら裏表逆には入らないようになっているようです。入れようとすると斜めになったり、途中まで刺さる具合で、なんとなく刺さった感じがしないです。

MicroSD カードのFormat

MicroSDカードがFT2Dで利用できる形式ならばFormatしなくても良いかもしれません。このあとのバックアップデータの書き出しがうまく行かなかったら、ここにあるFormatの方法を実施してみてください。

バックアップデータの書き出し

FT2Dの設定内容とメモリの内容を MicroSDに書き出します。

ハマリポイントですが、OK or Cancel のダイアログでは、タッチパネルでOKの部分を押すことでOKが選択されます。DISPボタンでOKを選択確定したつもりでも、OKを押したことになっていません。タッチパネルでなくDISPボタンを押して次の操作に進められることが多い操作系統なのですが、このOK or Cancelだけはタッチパネル操作でないとOKにならないです。

次なるハマリポイントですが、FT2Dにはメモリバックアップの機能もありますが、ADMS-8ではメモリバックアップのファイルは読み書きできません。ADMS-8でメモリ編集するときも、通常のバックアップの機能を使ってください。

  1. まずはSETUP MENUを表示します。メニューはFT2D表面の [DISP] ボタンを長押しすると出てきます。
  2. SETUP MENUの「SD Card」を選択します。undefined
  3. SD Cardメニューの「バックアップ」を選択しますundefined
  4. 「SD Cardに書き込み」を選択します。undefined
  5. 「OK Cancel」の質問は、タッチパネルを触ることでOKを選択します。undefined
  6. 数秒で書き出し完了になるかと思います。

書き出しが終わったら、電源を切ってからMicroSDカードを抜いてください。

もしかしてOK, Cancelのあとに失敗するようでしたら、MicroSDカードの具合が悪いかもしれないので、1:容量を確認する 2:Formatしてみる といった具合で確認してみてください。

MicroSD をADMS-8 で開く

詳しくは書いていません。普通のUSBでのMicroSDカードリーダなどを使って開きました。

MicroSDでのバックアップファイルは、”FT2D” → “BACKUP” のフォルダにある BACKUP.dat がバックアップファイルそのものになります。(D:\FT2D\BACKUP\BACKUP.dat など)

ハマリポイントとしては、時々粗悪なカードリーダがあったり、カードリーダの規格が古かったりして使えないことがあります。そうしたらカードリーダを買い直してください。

ADMS-8 で編集する

まだ詳細に書ききれていませんがハマリポイントだけ

  • ExcelでCSVを介して編集するときには、メニューのファイル→エクスポートを選択するとCSVで出力できます。CSVを編集してからインポートします。
  • CSVからインポートするときには、編集中のメモリのTabで「標準」を開いた状態で、メニューのファイル→インポート を選択して、CSVを取り込みます。「標準」以外のタブであるプリセットメモリのTabを開いてる状態だと、「インポートエラー」となります。(どうせ標準Tab以外にはメモリ編集できないんだから、この部分を直してほしい)
    undefined
  • ExcelでCSVファイルを編集するときには、どの列がなにの値かわからなくなりますが、このカラムの対応はADMS-8の「標準」メモリ編集画面にある列の並びと同一ですので、それを参考にして編集してください。

ビデオ会議・テレカンの工夫

私も御多分に漏れず在宅勤務せよとのことなので、せっせと在宅勤務しております。在宅勤務によってビデオ会議やテレカンが圧倒的に増えた、というかそればっかりやっているので、様々な道具や良いもの悪いものが見えてきました。ということでちょっとはまとめます。

ビデオ会議・電話会議に便利なもの

在宅勤務できる業種の人といえば、社内・社外の人と打ち合わせを行い、出てきた課題や用事をせっせと片付ける、といったことを繰り返すことが多いかと思います。そして、その課題や用事がコンピュータで片付くならば、より在宅勤務しやすい仕事なのでしょう。 そんな状況ではビデオ会議や電話会議が打ち合わせでは大活躍で、これがより障壁少なく快適に行えると良いです。いろいろと試してみた結果、これらのものがあるとより便利でした。

外付けのイヤホンマイク

結論としてはBluetoothイヤホンマイクがおすすめです。ただしPC側がBluetoothに対応しているか、Bluetoothドングルを導入する必要があります。

テレビ電話会議をPCで利用される方が多いかと思います。ノートパソコンだと本体に入っているスピーカマイクで音声を送ったり聞いたりするのですが、音の回り込みによるハウリングや、キーボードをタイプするときの音が大きく混入することがあり、参加者さんを不快にしてしまうことがあります。この手の問題の対策には、スマートフォン用のイヤホンマイクや、Bluetoothでのイヤホンマイクが手っ取り早く効果的です。

手元のノートパソコンについているスピーカからマイクへの音の回り込みはPC側でも除去できるように頑張っているようですが、機種によっては回り込み除去が弱い機種もあるようです。あの人のPCだと音の回り込みが激しいみたいなことがあります。PCを選定する時に、テレカンでの音の回り込みが少ないことを基準に選定することは少ないでしょう。回り込みが激しい機種を買ってしまったとしたら今更どうしようもないので、外付けイヤホンマイクを調達したほうが手っ取り早いです。

有線式イヤホンマイクでの注意ですが、iPhone用のイヤホンマイクなどで使われている3.5mm 4pin TRRSだと、マイクやイヤホン部分での回路や結線が何種類かあり、イヤホンマイクとPCの種類が一致しないものもあります。iPhone用をMacで使うならば大丈夫ですが、他のメーカとの組み合わせが上手くいくか分かりません。 その点ではBluetoothのほうが組み合わせ問題は起きないので気楽です。有線式イヤホンマイクならば、安いものならば100円ショップでも売っているので、試しに買ってみて、満足度が上がるならば上位機種を選んでも良いかも知れません。

Bluetoothのイヤホンマイクは、値段も性能もピンキリです。ネット通販を見ていたら、Plantronicsの片耳ヘッドセットでも3千円ぐらいから売っていたり、日本ブランドだとエレコムの片耳ヘッドセットならば1,500円ぐらいから購入できるようです。うちの場合はBoseやJBLのヘッドセットを使っているのですが、そこまで高級なものでなくて良いです。 良くないところは、電池式であるがゆえに充電必要だったり、無線で小さいので失くしたり、BluetoothのPairing設定がちょいと難しいといったところでしょう。 今どきのiPhoneなどだとイヤホンマイク端子がなくて、会議中に充電しながら有線イヤホンマイクが使えない・使うのが難しい問題があるので、Bluetoothはおすすめできます。

iPadなどのPCとは別のTablet機を使う手もある。

テレビ会議などでノートパソコンに付属するカメラとスピーカマイクを使って参加される方も多いかと思いますが、PCの画面共有と映像送信まで1台のPCで行っていると、CPU処理が増えてCPUファンが回りだしたり、場合によっては動作カクカクになるかもしれません。ノートパソコンだと十分な画面面積がなく、拡張された画面が欲しくなるかも知れません。そんな方におすすめなのが、ビデオ音声会議はiPhone, iPad, Android などのスマートフォン側で行い、PCの画面共有などはPCで行う具合です。自分がPC共有画面を見る側ならば、iPadぐらいの大きさの画面があると尚良いです。参加者の表情などの様子を見るならば、iPhoneなどのスマートフォンでもナントカ見られます。

そして上述のハウリング対策でイヤホンマイクを使いたいところですが、最近のスマートフォンではイヤホンマイク端子を装備せずにLightning, USB Type-C コネクタ経由でイヤホンマイクを接続する機種が増えてきて、充電しながらイヤホンマイクを接続するのが難しくなってきました。ビデオ会議だと電池の消費が早いので充電しながらの会議参加がより重要になります。充電しながら外部のイヤホンマイクを使うには2つぐらいの方法があり、一つはBluetoothイヤホンマイクを使う方法で手っ取り早いのでおすすめです。 イヤホンマイクとの接続は無線で、LightningまたはType-Cのソケットは充電のみに利用する方法です。普通におすすめです。

もう一つは USB Type-C ならばPDで給電しながらUSBハブとして動作するものを使って、USB Sound device を接続する方法です。あんまり需要がないかと思いますが、コンデンサマイクを繋いで矢鱈に良い音質で会議参加して楽しんで見るのに使ってみました。あんまり世間的には需要がないかと思います。

iPad Pro, Type-C USB Hub, USB Sound device を揃えてみたところ。

ビデオ会議での工夫

いろいろな方が工夫の話をされているかとは思いますが、私が試してみてよかったことを書いてみます。

紙の資料を送るのは難しい

ビデオ会議の工夫の話を色々と書いていて気づいたのですが、大前提として紙に資料を印刷して配布することは一切していません。 そんなことを継続してやっていたら取引先含めて紙を印刷して持ってこられることは減りました。社内や協力会社同士での会議ならば、事前にアジェンダを書いたGoogle Docs文書や、課題管理システムに課題が全て登録される状態で会議をしています。そして会議の内容はDocs文書や課題管理システムに登録され、Todo, Next actionなどが出来上がって散会となります。キチンとした会議がどうあるべきかみたいなことも頑張っていますが、そもそも紙に印刷した資料を配布するということは一切していません。

ところで紙で印刷した資料を配布するスタイルに慣れた方々がテレカンする場合って、皆さんどうされるんでしょうかね。紙資料は嵩張って検索しづらく紛失しやすく現物見るまで内容がわからないので、このまま電子データでやり取りされる世界が広まれば良いなと願っています。

参加者に見せているのはPCの画面が殆ど

会議を始めると中心的に見ているものは議事録や説明が書かれたドキュメント類を表示したPCの画面となることが多いです。もちろん会議の資料が全てPCに入っているので、このような方法が採れます。みんなで発言者が発言している内容を写しているPCの画面を見ながら、あーだこーだと話を進めます。また、なにか実際の画面を操作しているのを見ながらアーダコーダと課題探ししたり説明したりと。PCで仕事が完結する世界なので、PCの画面を見ながら音声のやり取りをしているだけで、だいぶ仕事が進みました。

ここの部分を書いていて思い出したのが、先程の紙資料配布をしない方式なので、ビデオ会議だけで会議は完結できるのでしょう。

でも発言者は参加者の顔を時々見たい

普通の対面式の会議ならば、参加者の顔を見るタイミングなどに制約はないでしょう。目線をジロジロと送られると怖いといったことがある程度でしょうか。ビデオ会議だと目線を送って興味を向けるといったことは難しいのですが、発言者がある程度の話を進行させて、参加者が満足そうなかおをしているかどうかぐらいは確認できます。参加者の映像が必要かどうかと言えば、あると良いですが、使う機会といえば相手の顔色や表情を見て理解度・満足度を推測するぐらいです。

先程のように、会議ではPCの画面を共有表示する事が多いので、参加者の映像はさほど重要ではありません。その程度の頻度で参加者の顔色を見るので、カメラの性能がめちゃくちゃ必要とか、フレームレートが必要っていうことはないのですが、映像が出ている方が発言者としては若干やりやすいです。そして発言者は時々参加者の顔色表情をカメラから確認してください。

ただ映像がない環境でも会議は可能です。その場合は音声でウン・イイエといった反応を送ったりすると、発言者はスンスンと話を進められます。ちょっとでもわからないことが有ったら、対面式会議では渋い顔していればよかったところを、キチンと「あのぉ」と質問なり再発言を求めないと、発言者は参加者の理解度を確認すること無く進めてしまいます。ただでさえ不慣れなコミュニケーション手段なので、参加者も上手に工夫してみてください。

ネットワーク帯域足りない・CPUが熱くなるならばビデオを止めちゃえ

利用しているネットワークの状態が悪かったり、使っているPCのCPUファンが回りだしてうるさいならば、参加者の顔を送る映像の送信を止めてしまう方法もあります。PCの画面を写しながらの会議ならば、PCの画面と音声さえあれば会議は成立します。無理に映像を送る必要はないです。 私の場合、映像を送信する分のCPU消費が激しいなどの理由で、映像送信を時々止めたりしています。

工夫した結果、どのようになったか

なんだかんだと機材を入れていったらこんな具合になりました。下に映っているのがMacBook Pro 13インチで、Happy Hacking Keyboardを尊師スタイルで使っています。上のPCアームの上にあるのがiPadで、動画中継に使っています。右側にはヤマハのAG06に、以前購入した中華コンデンサマイクを接続して、iPadかMacBook に音声送り込んでいます。

転居先に nuro光forマンション+4 を敷設してみた。

また引っ越しを実施中なのですが、今度のアパートでは世帯数が多いこともあり、nuro光forマンション+4 を申し込めたので申し込んでみた。

Webで申し込んだのが2020年1月20日、工事日の調整の電話が25日、実際の工事日が2月3日(月) という具合。対応している集合住宅で平日OKならば2週間後に工事してもらえるようです。

インターホン部分から光ファイバーを通す

家によって配管が違うでしょうけど、今回の場合はインターホン部分に専有部分の外へつながる電線管がつながっていたようなので、この電線管を使って外と呼び線を通して、光ファイバーを引き込んだ具合。

引き込んだ後、ONU+ルータ+無線LAN APを設置

そして引き込み完了。 壁のアウトレットの隣に光ファイバーのローゼットを出してもらって、ONU+ルータ+無線LANの機材を設置してもらって完了。設置いただいた機材はZTEのF650A。調べたら最新機種ってことなので、速度的にも今のところ最上位機種とのこと。そろそろWiFi6が出るだろうから、その頃には交換かもしれませんが。

設置してもらった機材はZTE F650A

前回の引っ越しのときには nuro を引き込もうとしたところ、電線管に呼び線が通せないとかいうことでNuroの工事を断念して、既設のNTT Fletsの光ファイバを使うことになったのだが、1週間ぐらいインターネット不通期間が出来てしまった。今回は早めに注文、工事完了させておけてよかったです。

HHKB Professional 2 シリーズを Bluetooth化するKitを組み込んでみた。

【後記】このHHKB BLEモジュールを使っていたのですが、速い速度でキーを打つと、うちはじめから5つ目あたりの Key down イベントを取りこぼしてしまうようです。どうやって直せばよいのか、まだわかりません。

Happy Haking Keyboard Professional 2 などをBluetooth接続に対応させたり、custom firmware を導入できるようにするKitが KBDFans で売っていたので買ってみた。お値段はUSD65。

装着の方法は、HHKBの中を開けて、USBポートなどが取り付けられている基板をKitの基板と交換して、付属のLEDの+/-を間違えないように装着して、電池を付ける具合。

中央というか左側が元の基板、右側がBluetooth化する基板

元のDipスイッチによるキーの入替え機能などは使えなくなりますが、USB接続したり、USB 2.0 Hub としての機能は新しいKitにも実装されています。 新しいKitには内向きのUSB Portもあり、ここにUSB Flash Diskなどを指してFirmwareの流し込みなどに使えるようです。

PFU の Bluetooth化したHHKBと HHKB BLE Kitの比較画像

装着した状態のキーボードを、PFU純正のBluetooth化されたHHKBと比較するために左右に並べて写真をとってみたのですが、Kitのほうでは電池を本体に内蔵するためボディから出っ張りなどが出ませんが、PFU純正のBluetooth化されたキーボードは単3乾電池で利用するためにバッテリーケースの分が出っ張っています。機能的な違いでは、PFU純正はUSB接続でキーボードが利用できずBluetooth専用となっているのに対して、KitではBluetoothとUSB有線接続の切り替えで両方に対応しています。 PFU純正のBluetoothキーボードにはMicro USB Portが付いているのですが、どうやらこれは電池を使わずに給電するためにしか使わないそうです。なんじゃこれ。 きちんと外メーカのパーツのほうが優位性を発揮していていい感じです。

とりあえず基板本体が来たので、基板だけを入替えて使ってみたところ、割といい感じ。別に購入するリチウムイオン電池はAmazonで注文してみたので、この辺も組み込んでから引き続き使ってみたいところです。

【後記】このHHKB BLEモジュールを使っていたのですが、速い速度でキーを打つと、うちはじめから5つ目あたりの Key down イベントを取りこぼしてしまうようです。どうやって直せばよいのか、まだわかりません。

小米の体組成計

先日の miband4 がなかなか良かったので、こんどは体組成計も買ってみた。

使い方は、単4電池を4本入れて、Androidの Mi Fit アプリをインストールして、デバイス追加で体重計を追加する具合。普通に体重を測定したり、体脂肪率、筋肉量、水分量、骨量などの値が出てきます。急激に筋肉量や骨量は増えないでしょうけど、毎日測定しながら一喜一憂するのに良いかも。

Xiaomi 小米 miband4 を買ってみた。

miband4 を装着したところ

前々から安くて気になっていた 小米 miband4 ですが、とうとうお値段4千円を切り始めたので注文してみました。 Aliexpress のある業者だとチットモ出荷しないので Banggood で発注。 使ってみた感想では、大きさ、電池の持続時間、測定できる内容、値段、付属アプリの良さで満足しています。

実現したかったことの一つで、常時心拍数の測定だったのですが、標準設定では手動測定のみ対応していて、自動測定は設定が必要でした。設定方法は、スマートフォンアプリのMi Fitの「プロフィールタブ」を開いて、マイデバイスの Miスマートバンド4を選択→設定項目の「心拍数計測」を選択→検出方法で「自動心拍数検出」あたりを選ぶと、自動的に測定します。検出頻度は10分としましたが、4日間使って電池残量85%と表示されていたので、十分です。

電池の持続時間が十分にあるので、今までのAndroid Wearや Apple watch では難しかった睡眠時間の測定もできます。「39%のユーザよりも良い睡眠」という、逆を言えば61%の人よりよくない睡眠であることを教えてくれたりと面白いです。

Drone Parrot ANAFI を買ってみた

空撮とかしてみたいなと思っていたので、割と安くなってきた Parrot ANAFI を買ってみた。 いろいろな道具がセットになったものから最低限なセットまであったが、何が必要なのかわからないので最低限なセットを買ってみた。

どうやらAndroidのスマートフォンあたりが必須のようで、USB接続で送信機と接続したりして利用開始。お約束どおり、まずは Firmware updateから開始。Firmware Updateはすんなりと終わらないので、途中で再実行などをして完了。

いつもの稲取の家を解体する前に撮影しておこうと思い、稲取で撮影開始。ホバリングなどの難しい操作はコンピュータが自動的に行なってくれるので、あとは電線などの他の物体に近づきすぎないようにコントローラを操作するところからスタート。標準設定では確か水平方向200m、上空には30mに達するとフェンスが作動して、それより遠くまで飛ばない。

初めての屋外Droneなので、せいぜい上下方向、水平方向にちょろっと動いて、帰ってくるぐらいが自分の腕でできるところ。うまくなれば建物を中心に、建物方向にカメラを向けたまま一周するといったこともできるんでしょうけど。初心者なので建物の周りの3箇所から離陸して適度に移動して着陸する具合にしてみた。いろいろと練習すると良いんでしょうね。

解体予定の家と、上空30mまで上がってから360度回る動画を撮影。屋根瓦が2019年の台風15号で飛ばされた部分などもはっきりと映っている。最近の建物点検にDroneが使えそうという話をよく聞くが、ちょいと練習すれば確かに使えますね。撮影時には風でDrone本体が煽られていたが、Gimbal が良い感じに仕事してくれてきれいな動画が撮れています。途中で松に接写してみたが、これまた良い感じ。高所に上がって何かをする時にも便利でしょうし、コレを使って自撮りをしても面白いです。

松に接写して写真撮影

20分ぐらい撮影していたら、搭載している micro SDカードが容量いっぱいになって動画撮影が終了し、電池の残量も15%ぐらいになったので、このへんで撤収